瞑想のやり方について調べてみました。
瞑想というと、ヨガや禅というものが浮かび、宇宙との調和や悟りの境地、なんていうイメージがありますが、私が望むことはそんなだいそれたものではありません。
別に宗教やヨガに造詣が深いわけでもなく、成功しているビジネスマンが実践していたり、自己啓発本なんかでもよく薦められているので、ひとつ生活の中に取り入れてみるか、という程度の軽い気持ちです。
でも、どうせ瞑想をするなら効果的かつ正しいやり方で臨みたい、と思ったわけです。
調べていくうちに、各流派、信じているもの、などにより瞑想のやり方、目的、作法がいろいろとあるようで、突き詰めれば、自分の信じるようにやって下さい、ということになるようです。
私がもっとも知りたかったのは、瞑想している間は何を考えていればいいのか?でした。
そのあたりも合わせて、あくまでも無宗教な一個人の備忘録としてお読みください。
瞑想のポーズ
瞑想のポーズというと、上記の写真のようにあぐらをかいて両手をそれぞれの脚の膝のあたりに掌を上に向けて開き気味に・・・などというイメージがありますが、これは別にこだわらなくてもよいようです。
楽な姿勢で床に座るもよし、椅子に座るもよし、寝るもよし、ということです。
就寝前に行う場合は、ベッドに寝た状態でリラックスしながら瞑想して、そのまま寝てしまう、というのもありですね。深い睡眠が得られそうです。
瞑想時の呼吸法
呼吸はゆったりとした腹式呼吸をできるだけ長く時間をかけて行います。
おなかをゆっくりふくらませるようにして鼻から息を吸い込み、空気が体に行きわたるようなイメージを感じて、またゆっくりとおなかを意識して静かに吐き出します。
瞑想する場所
瞑想する場所は、誰にも邪魔されない場所を選びます。山の頂上なんていうのも気持ち良さそうですが、なかなか行くのが大変そう。
理想的には、人工物のない「自然の中」が一番だということです。
毎日続けるなら、ベッドの上、自室、公園の片隅、などが候補になるでしょうね。
瞑想する時間
朝、起きてすぐ。もしくは、夜の就寝前がおすすめのようです。
1日に何回やってもよく、1日に1回しかできない場合は夜寝る前が○。
一回の瞑想時間は、15分~30分くらいという感じが一般的でしょう。
瞑想する時に何を考える?
瞑想をしている時には、ゆったりと自分の内側を見つめるようなつもりで、リラックスすることが大事です。「雑念」を取り払う何も考えない状態が瞑想です。
最初のうちは、気になっていることが浮かんでは消えていき、なかなか「無の境地」などにはならないものですが、無理に何も考えてはいけない!とこだわる必要はなく、浮かんでは消える自分の考えを一歩下がって映画を見ているかのようにただ見守り、思いに身を任せる、ようにします。
「ああ、自分はこんなことを考えているんだな」
「こんな不安を感じているのか」
と、客観的にとらえることで、自分でも気付かなかった発見が得られることもあるでしょう。
しかし、基本的にはどんなことが浮かんできても、それにとらわれず「気にしない」でいることで、「雑念」のない静かな状態を感じることができるようになっていきます。
瞑想の効果
瞑想をすると、どんないい効果があるのか?
というと、よくいわれるのが、
「すっきりとした日々を過ごせるようになる」
「自分の内面を知ることができる」
「仕事の効率があがった」
「熟睡できるようになった」
「ストレスが解消された」
「うつが治った」
など、心身によい影響を与える効果があるとされています。
不眠不休のアタマを休ませることで、人生を劇的に変える効果がある、
と言われており、これはやらない手はない、ということで私は今回始めることにしました。
今回、じっくり調べて、よし始めようか!という段階ですので、僕自身に劇的な効果はまだ起きていませんが、心なしか穏やかな気分で毎日を過ごすことができています。
今回、参考にした本はこちらです。
始めよう。瞑想―15分でできるココロとアタマのストレッチ (光文社知恵の森文庫)
宗教的な感じもなく、実践しやすい瞑想の入門書でした。
皆さんも、「瞑想」でリフレッシュしてみませんか?