遊人です。
ぼくがネットビジネスに参入したのは2006年頃のことです。
その頃、主流だったノウハウと言えば
メルマガアフィリ(メールマガジンアフィリエイト)というものです。
1.見込み客リストを集めてメルマガを発行し、
2.魅力的な特典をつけて紹介し、アフィリエイト報酬を得る
というだけのシンプルな手法です。
この手法は、
「ブログアフィリエイトで日給8万円」
という情報商材に書かれていました。
ぼくはこの商材を購入して
開始1週間で、51万9148円稼ぎ、
数か月後には100万円を超えるようになりました。
その当時の報酬画面と名前入りでぼくのことが掲載されています。
↓
「ブログアフィリエイトで日給8万円」
(※長いレターの後半部分です)
教材の購入者として大きな成果を出したこともあり、
初代「日8」フォーラムサポーターにも任命されました。
このノウハウを実践した人の中から
多くの人がネットで収入を得られるようになりました。
そういう意味では
凄いノウハウだったのは間違いありません。
でも、
ぼくはもうこの手法は実践していません。
まだまだその手法で稼げていましたし、やればやるほど収入になるのは分かっていました。
でも、
突然思ったんです。
何か、これは違うぞ。
と。
それで、
プツンと糸が切れたみたいに
メールを出さなくなりました。
集めたリストに対して
何度も何度も売り込みのメールを送って
煽って売る。
本当はその商材を購入すべきではないような人にも
構わずメールで煽って欲しがらせて売る。
稼げる人も生まれるだろうけれど、商材を購入しても稼げない人もたくさん生まれてしまう。
稼げなかった人はもうメルマガなんて読まない。
せっかく読んでくれている人が
メールを出せば出すほど離れて行ってしまう。
これは楽しくない。
少なくとも「やりたいこと」じゃない。
ぼくはメルマガでがんがんアフィリエイトをするのをやめて、
基本的には、自分自身の作業だけで完結する手法を実践するようになりました。
特に難しいことではなく、ブログやホームページを作って、アクセスを集めて、商品に興味がある人だけに紹介して報酬を得る、というものです。
メルマガが攻めの媒体なら、サイトやブログは「待ち」の媒体といわれていて、
自分からガンガン攻める必要がなく、ただ興味のある人だけに情報を伝えればいいので精神的にずっと楽になりました。
メルマガをやめた理由がもうひとつありました。
それは、紹介する教材がなくなる、という点です。
メルマガで情報商材アフィリエイトを続けていると、だんだんと紹介してもいい、と思える商品がなくなってきます。
商品を紹介するためには、どんどんと紹介する商品、教材を見つけなければいけませんが、自分の知識が増え、目が肥えてくると、「この内容でこの値段じゃ紹介できないよなあ……。」という場面が非常に多くなります。
また、情報商材には販売停止というものがあり、よい商品でも販売されていなければ紹介することができなくなります。
無理して価格に見合わない商品を紹介しても、売れないばかりか信頼を失ってしまいます。
そんなこともあって、ぼくはメルマガアフィリエイターをやめてしまったのです。
アフィリエイトはいろいろなやり方があります。
どれを選ぶかは人それぞれです。
メルマガアフィリエイトも別に稼げないわけでもなく、悪いことでもありません。
現在、インフォトップなどで上位にランキングされている情報商材をものすごく売って稼いでいる人はメルマガアフィリエイターがほとんどです。
だから大きく稼ぎたい!という場合にはチャレンジするのもよいと思います。
紹介する教材をしっかりと実践して本当によいと思ったものを知らない人に教えてあげる、というスタンスなら、やりがいもあるでしょうね。